目覚めたら体がギシギシしている。昨日撮影がひと段落して、今日は自分の部屋で寝ることができているから力が抜けたんだと思う。
今回のロケで、プロデューサーとその周囲の方のご好意だのなんだのがマルッと集合して、私はとても贅沢なお宿に泊まっていた。15畳くらいある旅館の和室。旅館特有の、例の窓際スペース有り。ご好意から来た贅沢な状態なのに申し訳ないけれど、部屋が広いと怖いということが分かった。あれは家族で泊まる広さですわ。まず姿見を壁側に向けた(夜中に何かうつると困るので)。そして全ての押し入れを「ここは浴衣か…」「ここは布団の予備か…」「あ、こっちお風呂か…」と言いながら開けて、しっかりテレビをつけて過ごした。あと、玄関口に大きな花と額縁が飾ってあり、額の中には大和田伸也のサインがあってちょっと面白かった。
港町のロケは本当に良かったなあ。移動中にパッと出会う誰かの道行きに、心が動いた。
みんなで夜中にコンビニへ行き、道に迷って港へ辿り着いたらイカ釣り漁船が準備をしていた。エンジン音とピカピカした光は、夜中に見ているのにあまりうるさいものではなくて、とにかくカッコ良かった。
あ〜〜とにかく体が痛い。
早朝集合、深夜解散が続くとさすがにこたえる。でもピリピリした空気を纏う人が1人もいなかったので、良い現場だった。変な掻き乱しを感じることなく仕事ができた。
宿の大浴場に入れなかったのは少し残念ね。とにかく海に近い数日間でした。
今回の撮影このカットで終わり!というカットにOKが出た瞬間、
以前痛めた左膝のアレが再発した。なんて都合の良いタイミングまで待っていてくれたんだ、ありがとよ。と思いつつ。
よし、お風呂に入って整骨院へ行ってきます!