職場でここ二週間ずっと堂々とやっていたことが、上司や先輩に対して失礼なことだった、と今日になって気づき、帰りの車で「やばい…あれだめだったかな…いやどう考えてもだめだよな…うわぁやばいどうしよ…」と焦る気持ちが止まらず、帰宅して下着姿で体育座りをしながら30分くらい放心状態になっていましたほんじょうです。
誰も指摘しないけど、ぜったいみんな心のうちで((おいおい…ほんじょう…))となっていただろうなと思うと、ヒヤヒヤが止まらず。ヒーーーアアアー。
社会人デビューして、業務の内容よりも、ビジネスマナーに苦戦しております。
丁寧で適切な言葉遣いとか、"部下らしい"行動とか、上司より先に〇〇するな系のやつとか…
う〜ん………常識とは………マナーとは………
社会人になって、自分ができないこと、自分の悪いところばかりがどんどん浮き彫りになっていくような感覚です。
ちょっと前までは、「わたし、こんなこともできちゃうんだ!🎶」を見つけては大人になったような気分になっていたけれど、今は「自分はこんなこともわからない/できないんだ…社会では当たり前なのに…」ばかり。
何かに迷ったとき、いつも間違ったほうの選択をしてしまうのはどうしてなんだろう??
言ったほうがいいことは喉奥に引っ込めて、言わないほうがいいことは口に出してしまって。したほうがいいことを躊躇して、しなくてもいいことで出しゃばって。
なんでなの?ほんとうに、なんでなの?
いつになったらなおるの?
もっとスマーートな人間になりて〜。
みんな器用に生きてるなあ…と思ってしまう。自分だけが正解を知らないんだ、と錯覚してしまう。
上京して初めてのアルバイト先で出会った、要領が良くてコミュニケーション能力が高くて賢くて気の利く、同い歳の可愛いあの子のことがずっと忘れられない。
要領が悪くいつもオドオドしていた自分とは違って、店長に好かれて、わたしの前では笑わなかった従業員さんと楽しげに会話していたあの子。
わたしの失敗は怒られても、あの子の失敗は怒られない。でも不思議とそれが筋の通ってることのように思えてくるほど、あの子はなんでも上手にこなしていて。
「店長に八つ当たりとかされてすぐに辞めていく子が多いけど、私たちは生き残ろうね!」と言われて、わたしは「うん」と返しつつ、心のどこかで彼女のことを全く別の人種のように思っていました。
彼女みたいになりたかったけれど、そう思えば思うほど空回りして、わたしはそのお店を3ヶ月で辞めました。
わたしはあの子みたいになりたかった。
…なんてことを布団のなかに隠れながら書き綴り、苦しくなってきてぷはーと布団を剥いだら部屋の窓から春の匂いが流れ込んできてとても気分がいい。
「春は暖かくて、なんでも許せる」って、友達が言っていました。わたしもそのテンションで、自分のこと許してあげたい。
毎日ごはんが美味しいことが救いです。あとたろ(ねこ)。
たろ。