何が良いのかわからなくなり迷走、とりあえずやりたいこと出し切ろう。
後1つ案出したい!という作業予定日にゲリラ的誘いが勃発。
逆にブーストになるな!?と誘いを優先してしまう始末。
花見を後に兄2のライブを向かう。
久しぶりの”ドラム君”がいた。
彼とは6年前に出会った。
浅草を散歩していたら、偶然兄から
「今浅草いるんだけど、女の子呼んだら焼肉奢ると言われた。来る?」と連絡が来る。
走って5分足らずで焼肉屋に到着し、飢えた兄妹は霜降り肉をこれでもかと食らい、その後カラオケに連れていってもらった。
フィルムカメラで写真を撮る私にドラム君は「青いね〜!」と言い、兄は何故かムッとしてた。
私は、眼鏡をマドラー代わりに使う姿に「大人の十八番怖い」と思った。
ベロベロで始発を待つために、3人でラブホ、ただ仮眠。
気づいたら、ドラム君は眼鏡だけ残して消えていた。
その後、新宿での遭遇がドラム君との最後の記憶。
「ドラム君、こないだはごちそうさま〜っ!!!!」
と近寄りながら話しかけたら、女性が隣からニョキッと出てきて気まずくなり、走ってその場を後にしたのを覚えてる。
そんなドラム君が2児のパパになっているとは聞いていた。
ライブハウスに入り姿を見付けるなりテンションが上がり、
「パパ!!!浅草のラブホの子だよ!!??」に、吹き出される。
兄に「クソ地雷女じゃん」と笑われる。
毎度不本意なクソ地雷女をやってしまう。
見たいバンド以外は、控え室でPC作業をさせてもらう。
若いバンドとお兄さんバンド(兄はこっち側)がいる。
これから出演のバンドも酒を飲んで、戸愚呂を巻いてたりする。緩い会話。
モニターで演奏が始まると、その若いバンドの会話になる。
「こう言うスカしてるMC嫌いなんだわ!!」なんて言うけども、男社会も女社会も変わらないなぁ思う。
「もっとこう、人間味を、限界を見せろ!!」
結構ベロベロ戯れあってる。
兄のライブは、
写真を撮りながら、身体に染みついた曲に踊って歌ってしまう。
最前にいれるのもあるが近くて、相変わらずアドリブが楽しい。
ドラム君のライブは、
控え室で割とベロベロだった気がするけど、ちゃんとドラムを叩いてて、眼鏡飛ぶくらいの迫力に驚いた。
結局ライブ終演後も遅くまでいてしまい帰宅後も提出案は煮えきれず、リビングで寝落ち。
最初に出した渾身の足し算は選ばれず、翌朝に慌てて出したものに決まり、そう言うものなのかと思った。
日常になくなってた「アァー…キッチィカモォー」な工程が出来て、勝手に楽しかった。
▼ドラム君曰く、「蝶番が糖で固まり痛み、眼鏡交換頻度が高くなる」理由で辞めたらしい。