春の足音のする京都が、あまりにも良い。
たいへんによろしい。
ああ皆に来てほしいな、と思いながらシサム工房へ買い物に行って、その後にスーパーでこまごまと食材を買う。
かなり良いぞ。
近所のうどん屋の入り口が、いつもより大きく開けてある。暖簾も風に揺れている。その風の匂いも、二、三日前とはガラリと変わっていて本当に気分がいい。見覚えのある季節感にあるジンとした悲しさみたいなものはさておき。
この足取りの軽さの要因として、確定申告が終わったこともあるんだろうなと思う。このハテナブログのホームページ？みたいなところに、開くたびに確定申告のバナー広告があってとても嫌だったから。
肩の荷が降りた…。
というわけで、今やとても横柄な態度でゴロゴロしている。
今月頭は、弾丸で淡路島へ行っていた。
淡路島に入ってすぐの港町・岩屋はとても歩きがいのある場所だった。
高台から見える岩屋港の防波堤、地域ネコの多さ、やたら立派な空き家などを見て、同年代の撮影部の女性と
「この港町が舞台の爽快なアニメが想像できるね」
「恋があるな…」
「第8話くらいまでは想像できるね」
「あの空き家は、第5話くらいまでは匂わせる程度に出てくるんだろうね」
としゃべっているのが楽しかった。
特別アニメに詳しくないくせに、こういうことをあーだこーだ話すことは延々とできる。
散歩すると、割とこういうことばかり話してしまう。今回に関しては、話し相手だった撮影部の人との相性もど真ん中だったから、そういうスイッチが押されやすかったんだと思う。
明日は、久しぶりに会える人がいる。
今日の夕方あたりに、東京からこちらへ移動して来るのだろう。
