今日家に帰ってきて、リビングに置いてあった年賀状をみつけた。小学生の時、終業式までにみんなの住所や名前を連絡帳に集めて、白紙の年賀状を何十枚も親に買ってもらって、干支や模様やメッセージやらを全部手書きで作っていたのをふと思い出した。1月1日、普段は覗きもしないポストに真っ先に向かって自分宛の年賀状が何枚届いているのかをワクワクしていたあの感覚もとても懐かしい。それで、学校が始まったら年賀状を持って行ってみんなで見せ合いっこしたりして。今じゃ年賀状なんて書かなくてもLINEで｢あけおめ、ことよろ｣で済んでしまうし、届く年賀状も身内からのほんの数枚になってしまった。あの時のワクワクはもう味わえないんだな〜と思うと心にポッカリ穴が空いたような、寂しい気持ちになった。
私は誰かに手紙を書いたり、ペンで文字を書くことが好きだ。やっぱり手書きだとしっかりと気持ちが伝わるような気がする。人の温かみが文字を通して感じられるような気がする。
年末バタバタしていて書くことが出来なかった年賀状、来年の分はLINEで済ませていた友達にも久々に書いてみようと思ったお正月でした。
