美容室に行く前にアさんの記事に寄せられたコメントの通知を見て、ドトールでそれを確認した。
はらわたが煮えくり返りそうになった。いや煮えくり返っていた。他人を装うコメントを混ぜてきたこともわかってます。
わたしたちが時間を割いて相手をする必要もない人だと思います。誰かは誰かにとって、絶対に価値がある人間だと思っていますがあなたはわたしにとって無価値です。むしろ個人的なブログの的外れ僻みコメントをしてくるのであれば価値がないどころか有害です。
嫌なことをしてくる人には嫌なことをしていいと思っています。よろしくお願いします。IPアドレスでJCOMに通報しました。これが初めてじゃないこともわたしは知ってします。
誰かを妬み、憎むことってやっぱり楽なんだと思う。自分の本当の気持ちに向き合わなくていいから。誰かのせいにすれば、自分のせいかもしれないという可能性すら捨てることができるから。
自分を必要以上に痛めつける人もそうだ。悩み続けている人もそうだ。自分の本当の気持ちに向き合わなくていいから。ずっと悩んでいればずっと悩んでいられるから。
わたしはまっすぐな人が好きだ。それは誰にでもできることじゃないのかな。本当にそうなのかな。
気がついたら3月になっていた。
春の兆し、夜の匂いが全然違う。ちょっとお酒を飲んで外に出た時、いつもなら頬を覚ましてくれる風が生暖かく、酔いは以前回り続けるくせにハッとた。
わたしは冬が好きだから少し寂しい。でも暖かくなってきたここ何日か、何かを許せるような気持ちでいることが多い。許すべきことはないはずなのに。
街に出ている人も楽しそうで良い。
季節が変わっている時、いつも懐かしい気持ちになる。昔好きだった小説も、もう読めない。恋愛についての物語はわたしに必要なくなった。それがいくら目線がつるつる滑るように読めるすてきな文字たちでも。
俺たちは確実に大人になっている。想像していたものとは違う、それでも力強く生きている。
