みんなの交換日記

つながりがなさそうであるみんなの自由参加型交換日記ブログ

2/22 ヒナコ

今日はスーパーにゃんこの日だったらしい。

私は犬も猫も大好きだけれど、猫アレルギーが酷く、触れるとその部位や目が痒くなり鼻水が止まらなくなる。そんな私は、明日猫のいる喫茶店に行きます。(アレルギーには屈しない!)

昨日のバイトがロングだったせいか疲労がとれずいびきをかいて寝ていたようで、喉をやられてしまいました。悪化させないようにせねば、、

さて、今日もバイトだった訳だが、勤務中、いつも以上に色々な感情が渦を巻いた。2本立てでお話します。※途中から愚痴が始まります

 

「イチゴに感動するおじいちゃん」

レジに休止版をたて、レジバック(たまったかごを入口付近に運ぶ作業)をしている時、ガーゼマスクをつけたおじいさんが私の所まで近寄り声をかけてきた。売り場を聞きたいのかなと思っていたが、おじいさんはいちご売り場で立ち止まり、「私の時代のいちごっていうのはとても高級で、パックに入っているものも、上は綺麗でも下は小さかったり、腐っていたりしていてねえ、、。今はこんなに形が揃っていて、大きくてそれでいてあまーーーくて、そして、安いでしょう。時代も変わっているんですねえ」と語り始めた。おじいさんが指していたイチゴは税抜きで580円する。私がいつも買うのは見切り品になっている300円のイチゴだ。580円を安いと言われた時は他のスーパーに行けばもっと安いイチゴが手に入るのに、と思ったが、彼の時代とでは価値も感覚も異なるのだろう。結局おじいさんはイチゴを買う訳でもなくお礼を言って手ぶらで帰って言ったが、私は平和な時間だと思った。私の気分を良くしたのは、そのおじいさんが私の目を見て熱心に話をしてくれたこと、気が済むと満足そうにお礼を言ってから去っていったことだ。私はその時間を無駄だったとは全く思わなかった。むしろ、イチゴごときでこんなに人の気持ちを動かす出来事があるなんて、それに立ち会うことが出来たことをラッキーだと感じ 、にやにやしながらレジに戻った。

私のバイト先のスーパーは高齢のお客さんが多く、フラッと立ち寄って話をして帰るお客さんも少なからずいる。もちろん買い物がメインではあるが、それ以上に地域のコミュニティも担っている場だと実感した。あとお年寄りの面白いところは、個人情報をあまり気にしない所だ。すぐ自分の家を店員の私に教えるし、息子がどーのだと愚痴をいうお客さんもいる。信頼されてるのかなーなんて思うけど、プライバシーが重要視されている現代とのジェネレーションギャップを日々感じている。

 

「喋れるんかいオバサン(ババアって言いたい)」

スーパーだけでなく、コンビニとかも同じだろうけど、こちらが聞いてもなにも答えないお客さんっているんですよね。イヤホンしてたらそれで聞こえてないんだろうなーって分かるけど、何もつけていない人は無視をしているのか、それとも耳が不自由なのかが本当に分からない。だからこちらとしても対応に困ってしまう。この話の喋れるんかいオバサンは、聞こえるパターンのオバサンだった。

カゴにこんもり商品を詰んだオバサンは、終始無言でポイントカードもビュッと勢いよく受け取るタイプの嫌なお客さん。パッキングされたじゃがいもの袋が破れていて、じゃがいもが散乱していたため、「新しいものをお持ちしましょうか?」と聞いても無反応で、まあいいやと思いながら透明のビニールにとりあえず入れてそのままカゴにうつした。(私はこの時に気がつけばよかったんだぁ、、)

会計後、そのオバサンが次のお客さんの接客を遮って私に話しかけてきた。「レシート間違ってんだけど」よりによってこのお客さんでやらかした?とバクバクになる私。「長ネギ2本になってるんだけど」と。え?長ネギ?と私は疑問に思った。なぜならオバサンのカゴには確かに長ネギが2本入っているからだ。私は「長ネギならここに2本ありますけど、、、」と恐る恐る言い返すと、「長ネギじゃなくてじゃがいもなんだけど」はっっ。言い直しやがったこのオバサン!と言いたいところだった。でも、自分もあのぶちまけられたじゃがいもに気を取られて2回スキャンしてしまっている。なんとも言えない気持ちになりながら棒読みのすみません💦を貫いてなんとかその場を乗り切った。なーんだ喋れるんじゃんこのオバサン。会計直後に言いに来たから本当はレジの最中に気がついてたんだろうな〜。たまにいるいやらしい客だった。

 

今日の出来事を通して、高校1年の頃の担任がよく口にしていたことわざを思い出した。『人間万事塞翁が馬』自分はお調子者なので良いことがあるとすぐうかれてしまうし、嫌なことがあるとズーンと落ち込んでしまう。このアルバイトを4年近くしていて勤務中は気持ちを鎮めることを心がけていたが、今日はそれが上手くいかずいつも以上に疲れた。お客さんの言動にも敏感になり、あ、この人お礼言ってくれた!この人は全部荒く受け取る、、。この人は小銭投げてくる、、、と、どちらかというと悪い部分ばかり気になってしまった。ありがとうの5文字を言ってくれるだけで嬉しいのになあと思いながらこちらは笑顔で接客を続けた。虚しかった。

途中から完全な私情の愚痴になってしまった、、。でも、こんなに長い日記を読んだ誰かが、店員さんにありがとうって言ってみよーと、ふと思ってくれたら嬉しいですね。

明日のために今日は熟睡してやるー!おやすみなさいっ!

 

P.S.

のむらみさんも同じようなことを今日の日記に綴っていて、こんなことを思うのは私だけじゃないんだなーとホッッとしました笑のむらみさんありがとうございますっ!!