最近は、給付金の手続きに悪戦苦闘しています。
言われた通りに各所へ行って書類を揃えるも、結果的に役所側の手違いだった…みたいなことが起きて、謎解きスタンプラリーをしています。
はあ、疲れた。
気を取り直そうとしても、疲れることしかなくて、沈黙がわたしを包み込む……みたいな気持ちです。
こういう電話とかやりとりがものすごく苦手で、やれば終わる、とわかっていても、ぐったりしてしまうほど苦手です。忙しなさも大変さもわかるんだけど、わたしにできることは書類を揃えるくらいのことしかないんですよねまじで…
しかし謎解きスタンプラリーの過程ではたのしいこともありました。
戸籍の附票をもらうために行った地元で、友達と６時間くらいカードゲームをして遊んだり、前に住んでいた場所での手続きのために、久しぶりに多摩を訪れてみたら、本当に良い景色でうっとりしたり。
マンションが建とうと、車が通ろうと、せめて残された山並みだけは大切にしていて欲しい。あとでかい橋もでかいままでいて…
最近読んだ本を載せておきます。
寮美千子さんの『あふれでたのは やさしさだった』です。奈良の少年刑務所で、詩と絵本を使った授業を行った時のことが綴られています。
特別な技法の話とかではなく、そこにいる人々とのエピソードなので、絵本とか詩のことがよくわからない方でもたのしめます、ぜひ。
わたしは登場してくる人々の喜びが伝わって涙が止まりませんでした。
悪は悪だと思うことも、悪は悪だけじゃないと思うことも、どちらも正しい。だから、どっちもわかるための作業は積んでいきたいですね。
ちなみにこの本は、酔っ払った日に知らぬ間に買っていたらしく、翌朝に決済メールを見てびっくり！な買い物でした。そんなことほんとにあるんですね。
